読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ざくざくしたブログ

京都の大学生の日記です

賢明な読者ではない僕たちの話

思考

よく、何がしかの読み物を読んでいるとこのような表現が出てくることがありませんか?

「賢明な読者の皆さんはお気づきだろうが〜」

この手のフレーズにぶち当たったとき、僕は今まで一度として気づけてことがありません。いや、一度くらいはあったのかもしれないけど印象的が薄すぎて覚えていない。

自分の感覚からいうと、読者を試してくるあの忌々しき表現が出てくるときって、

Aは近所のスーパーへ行った。そして、人参をカゴに入れた。賢明な読者の皆さんはお気づきだろうが、Aの今日の献立はカレーである。

みたいな感じなんですよね。いや、無理でしょ。

これは僕が馬鹿なんだと、それだけのことなんだと断じることもできますが、なんだか悔しいのでもう少しだけ考えていきます。

 

そもそも、賢明な読者とはどのような読者のことを指しているのでしょうか?

僕の中では、「その分野に対する前提知識を持っており、なおかつ論理読解力のある人」であると考えています。論理読解力が必要なのは言うまでもないでしょう。ただ、当たり前のことではあるのですが、この前提知識というものもそれと同じくらい大事です。論理力だけあってもしょうがないのは受験で学んだ。

 

前提知識とは、前の例でいうとカレーのレシピであるとか、冷蔵庫の中身なんかがそれにあたるでしょうか。

もし、Aの家に余り物のカレールーが残っていたという情報がそれ以前で語られていた場合……賢明な読者の皆さんならお分かりですよね?カレールーなんて露骨な情報でなくとも、じゃがいもとにんじんが冷蔵庫に転がっているという情報があればある程度予測を立てることは可能です。

 

まあ、肉じゃがかもしれんのだけど。