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ざくざくしたブログ

京都の大学生の日記です

カシスとオレンジと私の話

この前これを買ってみました。

 

それで気づいてしまいました…

これはカシオレである。

冗談はさておき、「カシス’と’オレンジ」と表記されていることで「カシスオレンジ」よりも少し上品な感じがしませんか?実際に味が違う可能性もありますね。カシスオレンジがゆるふわガールだとすると、カシスとオレンジは着物を着たお淑やかなお嬢さん。…妄想が捗ってきました。

高校2年の秋。ある日、後輩の女の子から突然「今日の放課後、三階の茶室に」と耳打ちされる。後輩は普段無口で、自分から話しかけてくることはめったにない。僕は下心を抱えながら茶室へ向かった。

茶室に入ると、着物を着た後輩がちょこんと座っている。彼女は背の低い方だが、茶室の中で見るとさらに小さく見える。着物を着ているのもあって、お雛様という単語が頭に浮かんだ。口に出したら、とんでもなく怒られそうだ。

「そこに座ってください。」

後輩に言われ、腰を下ろす。後輩は何やら作業を始めたようだ。カチャカチャと金属製の棒のようなものを動かし続けている。ほどなく、しずしずと黒いお椀が差し出された。中を見ると、赤黒い色をした液体が入っている。

「これは?」と僕が問う。

「カシスとオレンジでございます。」

不意の敬語に少しドキッした。普段敬語なんて使わないくせに…。それより、カシスオレンジとは違うのか?と僕の頭に疑問符が浮かんだ。

ゆっくりと口に含んでみる。これは……カシスとオレンジだ。カシスオレンジではない。上品な甘さ……これが世間一般でいうカシスオレンジとは全く別のものなのだということは、高校生の自分にも容易にわかった。

そのことを一瞬で悟り、思わずこう呟いていた。

結構なお点前でしたーー

 

気づいたら高校生に酒飲ます話になってた。